常に最先端で、常に高品質であることにこだわるJunoが、美しく完成されたデザインだけで満足することはあり得ない。斬新な意匠に、車体を支える重要なパーツであるホイールにふさわしい機能性をも備えること に徹底してコダワることも,Junoの信念のひとつ。

その姿勢が今回、Junoでは初となるホイール製造方法「スクイーズキャスティング(高圧鋳造法)」の採用 へとつながったのである。このスクイーズキャスティングは、溶解したアルミニウム合金が固まりかけたときに1800~2500Kg/c㎡の高圧をかけて合金を鍛え、全体を均一化することのできる製法。製品内に水蒸気や気泡が含まれない緻密な金属組織を精製することが可能なため、鋳造製法ながら、ホイール開発で一般的に採用される低圧鋳造に比較して、より高い強度を得ること が出来る。つまりヴォーグは、他を圧倒するほどに「強い」のである。また、重量面に関しても優秀。同サイズの低圧鋳造1ピースホイールよりも10~15%程度「軽い」仕様を実現している。ちなみにこのスクイーズキャスティング製法が採用されているのは、4輪用シリンダーブロックや2輪用シリンダーヘッド、ショックとシャフトをつなぐためのナックルステアリング、現代ブレーキシステムの中核を担うABSのハウジングなど、いずれも絶対の強度と精度が求められる重要な部位のパーツばかり。アルミニウム合金として最高の強度を確保できる製法としても知られており、その信頼性の高さに疑いを差し挟む余地はない。しかもヴォーグ製造に使用されるのは、国内でも珍しい3000tプレス機。精度、強度。軽量性。どこをとっても間違いなく、信頼性とクオリティに長けた極上モデルに仕上がっている。ラグジュアリ-志向を標榜する限り、ホイールは大径であればあるほど価値がある。だからこそ、軽さ。いたずらに径数を拡大するだけでは、 バネ下の負担が一方的に上昇するだけの結果を生み、燃費の悪化や足回りの劣化、制動システムの無力化にもつながりかねない。つまり、走れなくて止まれない車になるということ。大口径かつスタイリッシュなデザインを持ちながらも、ホイール重量を軽減し、 バネ下の負担を抑えることも、大口径モデル装着実現への重要な要素なのだ。そして、強さ。超重量級ボディを確実に受け止め、超重量級ボディを自在に振り回せるだけの強さも、選択の重要なポイントとなってくるのは周知の事実。スクイーズキャスティングで鍛え上げられた、応力分散性に優れた6本スポーク形状のヴォーグをセレクトすれば。強度面への不安が訪れることはいっさいないのである。保安部品製造方法としても定評ある技術を惜しみなく注ぎ込み、実績ある先端の機器を用いて製造される、美しきヴォーグ。これからのアフターホイールに必要とされるもの、すべて。ヴォーグに備わるすべての要素は、ラグジュアリースタイルを追求する 大きなチカラとなるだろう。

 
 
3000t PRESS MACHINE
 
スクイーズ製法
低圧鋳造
●数値は初回テストホイールのため、素材状態・テスト機械の種類によって誤差が出ますので参考値として利用下さい。
●VOGUE22・20INCHは’05年1月現在POLISHの設定がございません。各重量は最新値のホームページにて御確認下さい。

高圧で充填されるアルミニウム合金は、組織が均一化され、より高い強度と粘りを併せ持つことができる。上の写真は、一般的な低圧鋳造と、スクイーズ法で製作した合金の電子顕微鏡写真。
スクイーズ製法の方が、混入される水蒸気や気泡などが少なく、ムラがないのが見て取れます。またスクイーズ製法では、金属の分子配列がより理想的になることも確認しています。

     

かつてない輝きを放つ至高の表面仕上げ

ヴォーグは、表面処理にも深いこだわりを注ぎ込む。例えば、ラグジュアリースタイルの核として据える場合の最重要点となる、クロームメッキ。素材の目をより細かくし、最終的なクロームのノリ具合を最高レベルまで向上させるため、ヴォーグ専用工場では、合計 四回のバフ作業(従来の倍以上)を実施しているのだ。ニッケルストライク以前に、時間をかけて丁寧に3度、そして仕上げ前にもう一度。もちろん、 バフ仕上げにおいて最も重要となるニッケル70μ、銅80μの厚みに関しても抜かりなし。輝きを放つ十分な厚みを持たせた素材に、手間をかけ、時間をかけ、決め細やかな状態となったことを確認してから、クロームメッキを被せる。だからこそその輝きには、一点のくもりも存在しない。贅を尽くした特別な存在感とかつてない輝きが、見るもの全てを魅了することは確実だ。ポリッシュも同様。時間をかけて丁寧に仕上げたそのスマートな姿は、奥行きの あるディスクデザインともベストマッチ。彫刻品のように鋭く優雅なイメージをさらに加速し、これまでにない革新かつ近未来的な表情を浮かび上がらせてくれる。 また、従来のポリッシュは人口ダイヤでの研磨を常であったが、ヴォーグの研磨に使用するのは、硬さでは右に出るもののない天然ダイヤ。より キメ細かな輝きに満ちた仕上がりを確保することにも成功しているのである。

 

かつてない輝きを放つ至高の表面仕上げ

ヴォーグは、表面処理にも深いこだわりを注ぎ込む。例えば、ラグジュアリースタイルの核として据える場合の最重要点となる、クロームメッキ。素材の目をより細かくし、最終的なクロームのノリ具合を最高レベルまで向上させるため、ヴォーグ専用工場では、合計 四回のバフ作業(従来の倍以上)を実施しているのだ。ニッケルストライク以前に、時間をかけて丁寧に3度、そして仕上げ前にもう一度。もちろん、 バフ仕上げにおいて最も重要となるニッケル70μ、銅80μの厚みに関しても抜かりなし。輝きを放つ十分な厚みを持たせた素材に、手間をかけ、時間をかけ、決め細やかな状態となったことを確認してから、クロームメッキを被せる。だからこそその輝きには、一点のくもりも存在しない。贅を尽くした特別な存在感とかつてない輝きが、見るもの全てを魅了することは確実だ。ポリッシュも同様。時間をかけて丁寧に仕上げたそのスマートな姿は、奥行きの あるディスクデザインともベストマッチ。彫刻品のように鋭く優雅なイメージをさらに加速し、これまでにない革新かつ近未来的な表情を浮かび上がらせてくれる。 また、従来のポリッシュは人口ダイヤでの研磨を常であったが、ヴォーグの研磨に使用するのは、硬さでは右に出るもののない天然ダイヤ。より キメ細かな輝きに満ちた仕上がりを確保することにも成功しているのである。

   

奥深いアローヘッドシェイプ

ヴォーグは角度によって、スポーク側面に光が集中して骨太に見えたり、スポーク側面が落ち込んで実に奥深いデザインに見えるのが特徴です。その秘密は、スポークサイドの造形。とぎ澄まされた矢尻をイメージしたサイドウォールの形状が、エアホール部分の見え方すらもコントロールし、精悍でクールなイメージを作り上げます。スマートなスポークと、クールなエアホール。裏腹な二つの顔をさりげなく融合したアローヘッドシェイプで、見れば見るほど奥深さが感じられる独創の意匠を実現しました。一見、ハードな印象をも与えかねない刺激的な形状のスポークながら、絶妙なアールを描く表面と、その奥でゆったり湾曲する底面のラインが組み合わさることで、実に上品で、エレガントなイメージが醸し出されているのも大きな特徴です。また、その2本の優雅な曲線をつなぎ合わせる役目も果たすサイドウォール部分にもリバースラウンド形状を採用。しかもそのサイドウォールは、エッジを鮮明に浮かび上がらせるため、いくつもの円を複合させた繊細で緻密なデザインを施しています。幾重にも重ねられたこの曲線アートこそが、ヴォーグのエレガンスの秘密です。

    サイズ違いによるスポークの見え方
 
 
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